年度末相場、3月の為替相場の特徴とは?日本の企業の多くは期末決算を3月にしている所が多いため、レパトリに注意しましょう。
こんばんは!みかです。
今週に入ってから為替相場が荒れていますね~。
短時間で一気に上昇したと思ったら、
一気に下落したりと、システムトレーダーにとっては
冷や冷やものの展開が続いています(;^_^A
一般的に3月の為替相場はレパトリといった
現象が起こりやすい月と言われています。
レパトリとは、レパトリエーションの略で、
外国に投資していた資金を本国に戻すことを指しています。
日本では、中間決算を9月、期末決算を3月にしている企業が多いです。
そのため、海外に進出している企業は、
海外で得た利益(外貨)を売って、円を買ったり、
海外資産を売却して、円に換金する動きが活発化してくるため、
円高になりやすいという構図があるようです。
また、海外企業でも1~3月の決算期末が迫る所もあるため、
まとまったドル売りやドル買いなど、
決算要因による特殊な注文が入りやすい状況です。
こういう時はテクニカルや経済指標などを無視して、
単発的に上下動を繰り返す動きになることも多いため、
特に今週から31日にかけては注意が必要そうですね。
複数のシステムでリスク分散しながら
運用している方は影響が少ないかもしれませんが、
まだ運用しているシステムの数が少ない方は要警戒の1週間です。
不安な方は、今週から31日にかけてトレードを
お休みするのも一つの手かと思います(^^
為替相場の動きが予想しづらい局面では、
「休むも相場」なんて格言もあるくらいですからね。
欲張らずに通常相場の落ち着いている時期に、
コツコツと利益を頂いて行きましょう!
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